【賃貸&分譲】マンション選びやアパート選びでチェックすべき100のポイント【その1~10】
2017/07/25
お部屋探しをしている真っ最中の皆さんへ。
皆さんは自分が物件に何を求めているのかきちんと把握しているでしょうか?
きっと、家賃や雰囲気だけ見てなんとなく決めようとしている方も多いのではないでしょうか?
でも、自分が住まいに対して求めているものをきちんとリストアップして物件探しをするだけで、住んでから後悔する確率はぐっと減るんです。
しかし、家を探すことなんて人生にそう頻繁にある事ではありませんから、具体的に物件のどこを見て選べばよいのかがそもそも分からない方も大勢いらっしゃると思います。
というわけで、私が皆さんの代わりに、不動産物件を探すときに見るべきポイントを100個リストアップしておきました。
100個のポイントをすべて満たす物件があったら神物件です。
今すぐ仲介の不動産会社に電話して契約してください。
では、ご覧ください。
1.陽当たりが良いかどうか
「陽当たり良好!全戸南向き!」
などと宣伝されている物件も多いため、「陽当たり」がお部屋選びの際に注目すべきポイントなのは多くの人がご存知だと思いますが、はっきり言って、このポイントは軽視されすぎています。
「ちょっと洗濯物が良く乾くくらいだろ?別にどうでもいいわ」
と思っているそこのあなた!
陽当たりが悪いことは、洗濯物の乾きが悪いせいで同じパンツを何日も履くハメになること以外にも、とても重大なデメリットがあるのです。
それは・・・
「うつ病になりやすい」
ということです。
うつ病のなりやすさと日照時間の長さは密接な関係があることが分かってきています。
太陽の光をしっかりと浴びることは、「セロトニン」や「メラトニン」などの人間の精神面に大きな影響を与える神経伝達物質の分泌に関係しているからです。
もしも周りを高層マンションに囲まれて太陽光が一切入ってこずに、毎日を過ごす部屋が、プラネタリウムばりの暗さだったら、あの松岡修造でさえうつ病になってしまうかもしれません。
うつ病は人生を狂わせてしまいかねない恐ろしい病です。
洗濯物がどうでもいい人はいると思いますが、自分の人生がどうでもいい人はいないと思います。
ちょっとビビらせすぎたかもしれませんが、「陽当たり」の重要性を今一度考えてみてください。
2.宅配ボックスの有無
「宅配ボックス」とは、家主が不在の時に郵便や宅急便が来ても、代わりに受け取ってくれる超絶便利なロッカー施設のことです。
在宅していても長期戦のウンコをしていて出られなかった時にも大活躍してくれます。
再配達を申請する面倒がなくなりますし、気兼ねなく出かけることができます。
宅配ボックスさえあれば、楽しみにしていた品が持ち戻りになったと知った時のショックを受けることももうありません。
再配達が有料化されるといううわさもありますし、良くアマゾンで買い物をする人なんかは特に、物件をチェックする際の一つのポイントにしてみてはいかがでしょうか。
3.壁の素材や厚さ
内見の時に壁を軽く叩きまくって、感触で壁の素材や厚みをチェックしましょう。
(心証はあまりよくないので、なるべく不動産屋さんに見られない方がいいかもしれません)
軽くたたくだけで、少なくとも木材なのかコンクリートなのかくらいは簡単にわかります。
お隣さんとの間の壁だけでなく、自宅内の部屋を仕切る壁もチェックしましょう。
某有名賃貸物件は隣の部屋の人がティッシュを取った音も聞こえるほどの壁の薄さと素材だという噂もあります。
薄い木の板で仕切られている場合は、防音性は最悪です。
トイレの隣の部屋ではウンコや屁の音も聞こえることでしょう。
私が昔住んでいた家がそうで、コンクリートの壁ならば感じずに済むはずの余計なストレスを受けまくりました。
チェックの際は壁を強くたたきすぎて怒られたり、手を骨折しないように気をつけましょう。
4.近くに総合病院があるかどうか
車で行ける範囲に大きな病院があることは、日々の安心につながります。
一人暮らしの方やご家族に小さなお子さんや妊婦の奥さんがいらっしゃる方は特に、深夜などに急に体調が悪くなった時に診てもらえる場所があるという保険があるのは大きいです。
頻繁に通院されるという方はそう多くはないと思いますので、徒歩圏内である必要はありませんが、大きな病院が物件の近くにある場合は、一つの大きな利点だと考えましょう。
5.パチンコ屋が近くにないかどうか
上記の病院とは違い、これはあったら減点対象となるパターンです。
パチンコははっきり言えば賭博場ですから客層が悪く、近隣に存在すると、トラブルに巻き込まれる確率も上昇します。
駅前だけでなく、住宅街のある郊外にも多数存在するのがやっかいです。
また、パチンコ店は配線などの火元が多く、火災が起こりやすいというのも不安な点です。
一旦火が起これば大規模火災になりやすく、自宅が巻き込まれないとも限りません。
私の友人宅の裏のパチンコ店が全焼した時はとても心配しました。
6.ガスの種類
都市ガスかLPガス(プロパンガス)かで、月々のガス代が倍ほど違う場合もあります。
基本的に都市ガスの方が安いです。
導入時の費用がプロパンガスの方が安いため、賃貸ではプロパンガスのところも多くなっていますが、長期で住む家ならば断然都市ガスの方がお得です。
火力はプロパンガスの方が上回るようですが、中華料理店でも経営しない限り、火力の差が気になることはないでしょう。
7.隣人はどんな人か
集合住宅の場合、同じマンションやアパートにどんな人が住んでいるのかということが、生活の質に関わってきます。
隣に怪しい実験を行っているマッドサイエンティストのような人が住んでいたら、迷惑を受ける確率は格段に高くなるでしょう。
自分が住もうとしている部屋の上下左右の部屋に住む人が、どんな人間なのか、契約を決める前にチェックしましょう。
大家さんや管理人さんに聞くのが一番ですが、正直にしゃべったら契約してもらえないようなトラブルメーカーが住んでいた場合、教えてもらえないこともあるでしょう。
もし隣人のことを訪ねた時に口ごもり、お茶を濁されるようだったら、契約前でも、粗品でも持って直接挨拶に伺いつつ確認するのもありでしょう。
もちろん、「あと気になるのは上下左右の住人の性格のみ」という段階になってからですが。
8.パワースポット
パワースポットとは、目には見えないエネルギーが充満していて、人間に活力を与えてくれるとされている場所のことです。
日本では富士山や高尾山などがパワースポットとして有名です。
こういったスピリチュアルやオカルトのような話が大好物で、常に数珠をつけているような方は、自宅がパワースポットであったとしたら、それを上回るメリットなんてないのではないでしょうか?
迷っている複数の物件の条件に差がない場合に、ちょっとこういったことを考慮してみるのも良いのではないでしょうか?
ひょっとしたらガチで運気が上がり、ロト6が当選しまくるかもしれませんよ。
9.駐車場や駐輪場が十分にあるか
駐輪場は世帯数分は確保されている物件が多いですが、駐車場はスペースの関係上、マンションやアパートの総戸数に対して少ない数しか用意されていない物件が多々あります。
そういった場合は自分でなるべく近くの駐車場を探して契約しなければなりません。
自宅に駐車場があるのとないのとでは、当然利便性に大きな差が出ます。
ちょっとコストコに行きたいなと思っても、駐車場まで歩くのが面倒くさいからやめてしまい、そんなことを繰り返しているうちにやがては引きこもりになって孤独死してしまうかもしれません。
駐車場や駐輪場に空きがあるかどうかは、必ずチェックしておくべきポイントの一つです。
10.携帯電話の電波環境
携帯電話の電波が良いかどうかは、暇さえあればスマホをいじる現代人にとっては非常に重要なポイントです。
電波が悪いことは余計なストレスを抱え込むことに直結します。
Wi-fiにつないで、通話もLINE通話のみという方は無視しても構いませんが、携帯キャリアの電波を利用する方はきちんとチェックしないと、電話やゲームアプリをする度に窓際に張り付いたり、ひどい場合には外に出なければなりません。
我々人類はすっかりスマホに支配されてしまいましたね。
松本人志がCMで、
「携帯なんて電話だけできればええやん」
なんて言っていた頃が懐かしいです。
ターミネーターの様にスカイネットに人類が滅ぼされる日も近いかもしれません。
せめてその日まで、いいお部屋で快適に暮らしたいものです。
さて、ここまでで皆さんの参考になるチェックポイントはあったでしょうか?
住まい探しは人生の幸福度に大きく関わることです。
きちんと自分が住居に求めるポイントを把握し、しっかりとチェックしましょう。
それでは、
【賃貸&分譲】マンション選びやアパート選びでチェックすべき100のポイント【その11~20】
でまたお会いしましょう。
アデュ~!